シロアリ被害が増えたのは時代のせい?~住まいの変化が原因~

シロアリの被害を受けてしまう理由は、現代の家造りの特徴にあります。被害を受けないためには、対策やメンテナンスを施しておくことが賢明です。

高気密・高断熱の住まい
快適さを求めて現在の住宅は、気密性や断熱性に優れた素材で造られています。また、室温の調整も簡単に行なうことが可能です。そのことが原因で人間だけでなく、シロアリも住みやすくなったのです。気密性により床下の風通しが悪くなり、断熱性で暖かい環境になっているからです。昔の家は風通しの良さを重視していたため、湿気がこもりづらく通年シロアリが住みづらい環境となっていました。
水回りの環境
また、現在の住宅はコンクリートで造られていることがほとんどのため、水回りが密閉されている状態です。そのため、ヤマトシロアリが土台や柱などの重要な部分を食べてしまいます。昔は木材をすぐに交換できましたが、現在はそれが難しくなっているので被害が大きくなっています。イエシロアリは短期間で主要構造材を食べてしまいます。住まいの構造が複雑になったこともあり、シロアリの発見が遅れてしまいあっという間に色々な部分が被害を受けるのです。

シロアリ対策は建物の耐久性にも大きく関わる

地震の影響を受けやすい

実は、シロアリが柱や土台などの主要部を食害することが原因で建物の強度が弱くなり、地震で建物が倒壊するという大きな被害を受ける場合があります。阪神淡路大震災では80%もの家屋が倒壊しており、その多くの家屋がシロアリの食害を受けていたことが分かっています。

天災への備えが必要

震災はいつ起こるか分かりませんから、しっかりとシロアリ退治を行ない定期的にメンテナンスもしてもらうようにしましょう。また、シロアリが発生する前にシロアリ駆除業者へ予防の薬剤を撒いてもらうなどしてください。

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